これは、放置された人工林に私たちがもう一度手を入れ、皮むき間伐や、里山環境の整備を通して、現在の日本か抱える様々な問題（里山荒廃、自然災害、空き家活用、安心安全な食 etc...）に向き合い、改善に向けて知恵を出し合いながら実践していくコミュニティをつくりたい…そんな思いを実現するべくスタートしたプロジェクトです。
今回は、毛呂山町の山中にある、空き家だった築100年以上の古民家「市川荘」をお借りし開催しました。
2020.8.30 人工林・皮むき間伐ワークショップ ～毛呂山町 里山再生プロジェクト～
座学後は、市川荘周辺の散策を行いました。
市川荘の裏にはきれいな湧き水が出ています。しかし途中で停滞していたため、流れの整備を行いました。水が動く事によって、土中の空気も動き周辺木々の活性化に繋がる…小さな取り組みが大きな変化のきっかけになっていきます。
草刈りも地際で刈らずに高狩りをする「風の草刈り」手法で行い、周辺の風通しを改善していきました。
市川荘から山道を下り、過去に畑だった場所を視察。葛が広がり木々を覆ってしまっている場所も見られました。
畑にはゆずも実っていました。この毛呂山町は最古のゆず産地のひとつといわれています。今後の活用方法など楽しみです！
周辺散策をしている間に、近くの竹林を整備し竹炭づくりを実践！
午後は山へ！
掛け声に合わせて参加者みんなで皮むきを実践！
山仕事を終え、市川荘にておやつタイム！市川荘の水で淹れたアイスコーヒーと共に、今回は弊社社員の馬場君手作りのパウンドケーキとゼリーもお出ししました！
どちらもとても好評で、照れていた馬場君が印象的でした。和やかなムードの中、まとめとして感想や今日の体験を通じて今後の可能性などを共有していきました。
様々な業種の方々が集まり、アイディアもたくさん生まれ、今まで開催してきてたWSとは違った収穫があった今回のWS。スタッフとして参加した私も、新たな気づきもあり勉強になりました。
次回は10月17日に開催予定です。里山再生に興味がございましたら是非ご連絡下さい！
担当：和泉澤（090-3204-4875）
