中央園芸では、雑木の庭づくりを土中環境から考えます。
施工場所はどんな土壌環境なのか?雨水の流れはどうなのか?
目に見える地上部分と同じ様に、地中の環境にも気を配ります。

中央園芸では、雑木の庭づくりを土中環境から考えます。
施工場所はどんな土壌環境なのか?雨水の流れはどうなのか?
目に見える地上部分と同じ様に、地中の環境にも気を配ります。
現代の環境は、コンクリートやアスファルト舗装などの人工物に囲まれて、大地の血管である水脈が塞がれ、円滑に呼吸ができなくなっています。結果、木々の樹勢が悪くなり、水はけの悪化、土砂崩れなど、我々の身近な所にも様々な問題が起こっています。
土の中の空気と水の詰まりを解消し、大地の呼吸を取り戻すことは、現代環境においては、極めて大切なことであると考えています。
石垣や小川、束石など、適度な隙間(緩み)があり、空気と水の円滑な循環があった!
土壌は目詰まりを起こし、空気と水の循環が滞る・・・
「雑木の庭」とは、里山の豊かな自然環境を、暮らしの中に再現した庭です。
それは、好みの木を平面的に1本づつ植えるのではなく、雑木林のように、高木(コナラ、シラカシ、ヤマザクラ・・)、中木(ヤマボウシ、アオダモ、モミジ・・・)、低木、下草など、階層的に木立(こだち)として植栽していきます。
健全な森のように、木々を数本ずつ立体的に植栽することで、木々はお互いを守りあい、住み分けをしながら共生していきます。
では、なぜ「雑木の庭」なのか?
雑木の庭には、メリットがたくさんあります!
現代の夏の暑さは、もはやエアコンなしでは生活は不可能であると言えるかもしれません。
しかしながら、コナラを代表とする高木落葉樹を植えることにより、夏の直射日光を遮り、家屋の壁面や地表の表面温度を下げ、夏の暑さを軽減してくれます。
また木々のつくる木陰だけでなく、木立を通り抜ける心地よい風は、耐え難い夏を涼しく快適に過ごす事ができる大切な要素となっていきます。
「昔はよかった」といっても、すべてを元に戻す事は不可能です。
現代の環境も、人が快適さを求めた結果。それもまた自然の成り行きかもしれません。
現代に逆らうのではなく、現代社会と共に生きるやり方で、
環境改善を模索していきます。
水脈を整備し、木々を植えることで、現代の環境でも改善できる!
遠くに見える山々や、雑木林を伐採してできた住宅地、乱立する都市の高層ビル群・・・。
奥山、里山、そして都市であっても、地面の中、土の中はすべて繋がっています。
中央園芸 が今まで土中環境の改善工事に関わった場所。
埼玉県寄居町は、奥秩父を源流とし、埼玉県を縦断しながら東京湾へと注ぐ荒川の中流域。
また、弊社のある用土地区は、日本最大級の大河、利根川水系でもあります。
ひとつの環境改善箇所が点となり線となり、上流から中流、下流域の自然と人々が繋がる。
ここをきっかけに、日本中の自然が再生していきますように!
本日も、日本の大地を再生中です!