『庭づくり』は、マイホームと同じ一生に一度の買い物といっても過言ではありません。
実際どのように行われるのか不安な方もいるかもしれません。
このページでは どんな風に、庭が出来上がっていくのか、中央園芸式の『庭づくり』をお伝えできればと思います。
『庭づくり』は、マイホームと同じ一生に一度の買い物といっても過言ではありません。
実際どのように行われるのか不安な方もいるかもしれません。
このページでは どんな風に、庭が出来上がっていくのか、中央園芸式の『庭づくり』をお伝えできればと思います。
雑木の庭では、高木・中木・低木・下草など様々な樹木や植物を組み合わせて植栽していきます。樹木をそれぞれ一本ずつ平面的に植えていくのではなく、何本かを寄せ植えし、木立として立体的に組み合わせて植栽していきます。
<植栽作業のながれ>
●樹木の選別
ご提案プランに沿って樹木を選別します。
中央園芸の圃場で生産された樹木や、ストックしてある雑木類を厳選し、掘り取り、お客様の所へ運搬していきます。
(お客様の中で、ご希望の樹種等がありましたら、事前にお知らせください)
●植栽作業
中央園芸の植栽作業は『現場合わせ』です。
大きさ、樹形などを考慮しながら、最善の樹木を選択し、組み合わせて植えていきます。
そのため、ご提案プランで提示した本数よりもかなり多めの樹木を現場に持ち込み、植栽作業を行っています。
●配置を調整
樹木の配置は、お客様のご要望に沿って進めていきます。
1本1本、個性豊かな木々を扱うので、樹木の配置に正解はありません。
時には室内から庭を眺め、樹木の向きや位置を調整したり、
一度植え終わった樹木を移動することもしばしば・・・。
中央園芸の庭づくりで欠かせないのが、「大地の血管」ともいえる水脈の整備です。
停滞しがちな現代の住宅環境の、土の中の空気と水を循環させることにより、
土壌も再生し、木々も落ち着き、心地良い雑木の庭が作られていきます。
<水脈整備のながれ>
●水脈ラインを決め、溝と点穴を掘る
土壌の状態や、周りの環境などを考慮しながら、どこに水脈を通していくかを考えます。
水脈ラインは自然の河川そのもの、緩やかに蛇行させます。
水脈ラインに沿って溝を掘り、所々に深い縦穴(=点穴(てんあな)) を掘ります。
●掘った溝や点穴に、透水管と有機物をいれる
溝や点穴に透水管を埋設し、炭・竹・枝葉など有機物を組み込んでいきます。
使用する竹や枝葉は、植栽管理の中で発生し、一般的には処分されてしまうものを再利用しています。
水脈の整備をして、土中環境を整えることで、樹木は健全に成育し、成長も穏やかになっていきます。
中央園芸の庭づくりでは、客土(土を新しく入れる)をしたり、現場で発生した残土を処分することはほとんどありません。
固く締まった土をほぐし、水脈整備をして木々を植える。
空気を含み、柔らかくなった植栽地は、自然と緩やかな起伏地形が出来上がります。
ご要望に応じて園路・アプローチを施工致します。
優しい山砂の園路や、自然石を使ったアプローチなど、雑木の庭に調和するものをご提案致します。
ウッドデッキ、縁台、物置などの大工作業も承っております。
落ち葉をストックし堆肥化させ、菜園などで再利用できる落ち葉ストックは、 可能な限り設置しています。
また、「ブランコがほしい」「犬小屋がほしい」などご希望があればご相談ください。
<ブランコ>
中央園芸では、植栽地に枯れ枝や落ち葉を敷き詰める、 「落ち葉仕上げ」を推奨しています。
森の中の表層のような、堆肥化した落ち葉を使用しています。
地表面の乾燥を防止し、 落ち葉に含まれるたくさんの微生物が土壌を豊かにします。
また下草の発生を誘導し、土砂の流失を防ぐなど、 様々なメリットがあります。
庭の施工が完成したら、植栽した樹木にネームプレートを付けます。
また、施工中の様子などをまとめた小冊子のアルバム(※)や、樹木の管理についてをまとめた
「雑木の庭 管理マニュアル」をお渡ししています。
せっかく中央園芸を選んで依頼してくださったお客様に、 少しでも庭を好きになってほしい!そんな思いから行っています。 (※アルバムは施工金額により付かない場合がございます。ご希望の方はお申し付けください。)
庭の施工も無事終わりました。これからはご自身で「庭づくり」が始まります。
ぜひとも、植栽管理マニュアルを見ながら、お手入れを進めていきましょう。
「枝が伸びてきてかなぁ」、「木の調子が悪いなぁ」、 「害虫が発生した」など、お庭に関する疑問・トラブル、ございましたら ぜひ私たちにご相談下さい。
中央園芸では、木々や土壌の持っている力を最大限に発揮できるよう、樹木消毒や施肥は基本的に行いません。
本当に心地よい庭空間を目指し、日々実践、研究を重ねています。
中央園芸の庭づくり 伝わりましたでしょうか。
木と人が共に幸せに暮らしていけますように・・・