中央園芸 3つの提案

在来樹木を利用した『雑木の庭』

植栽において、その土地の気候風土に適した自然林の構成樹木を参考に使用します。
高木落葉樹においては、コナラ、アオダモ、モミジ、ヤマザクラ、ソロ、エゴノキ、ヤマボウシ… 常緑樹においては、カシ類、ヒサカキ、アオキ、ソヨゴ…。
また、雑木林の木々たちはそれぞれの空間を分け合うようにお互いを守りあいながら森を形成しています。 この雑木林の姿を参考にし、立体的(高木、中高木、中木、低木、林床植物)に樹木を組みあわせてつくる『雑木の庭』を提案しています。
また、落葉雑木樹木(コナラ)を植栽することにより、夏の直射日光を防ぎ、家屋を涼しくします。
また、敷地外周に樹木を植栽することにより、隣地や道路からの輻射熱を遮断し、 これにより夏の消費電力の減少が大いに期待できます。

土壌環境の改善

中央園芸では、庭づくりの基本である土づくりを徹底的に行っております。
庭の水脈、気脈を整備、空気と水の流れを良好にし、土壌環境を整えます。 また、樹木医や有識者の知識を共有し、木々が健康に育つ環境を日々研究、実践しています。
土壌改善には透水管に、炭(木炭、竹炭)などの他に、本来処分されるはずの竹(放置竹林など)、維持管理して発生した剪定枝、落ち葉などを再利用し、造園業における循環型システムを提案しています。

維持管理費を安価に

木立として複数の樹種をまとめて植栽することにより、成長スピードを抑え、樹木の大きさ、生育をコントロール。
大地の再生講座 矢野智徳氏の『風の剪定』『風の草刈り』を実践し、樹木や草の成育を穏やかにし維持管理のしやすい庭を提案しています。